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2021/03/23 22:48

今日は、午前中から新商品のプロモーションを含んだ

打ち合わせでフレッシュな方たちと台湾人の女性の方の4人で打ち合わせでした
会社に戻ると、お世話になっているヘチマ農家さんからお電話がありまして
超超超長電話(笑)
この農家さんなしに、新商品はできないので
今年の作付面積をマナイさんの為に拡大します!と心強いお言葉を
頂きました

この農家さんの凄いな~と思った事は、ヘチマの1番手絞りのものしか
提供しないという事です
「原液」そのもので、世間では「ヘチマ水」と呼ばれていますが
農家さん曰く「ヘチマ水とは呼びたくなくて私はヘチマ原液だと言っています」と仰りました
確かにヘチマ水と聞くと「水で薄まってる」イメージがありますもんね
納得。。。

畑の香りと独特な香りがしますが、地球上の生き物すべてに微量でも香りはあるので
むしろ「無臭」である方が変だなとは思っています
かえって独特の香りを発するこのヘチマさんは、まさに生きている証なのだなと(笑)

こちらの農家さん、自身の肌荒れで悩み、辿り着いたものがヘチマだったそうで
その魅力に憑りつかれてしまい栽培するまでに至った方です
本当に肌が良くなかったのかな?と思うくらい「透明感ある色白さん」
取れる量に限りがある事や持ち込み原料となるので、うまく行かない事も
多々あり、無情にも時だけが過ぎて行った感じですが、この農家さんが育てるヘチマは
私も太鼓判を押す素材です
今でもマナイに、素材として買付けを許して頂けている事が奇跡に近いなと思うのです
過去にも、化粧品メーカーさんから原料として購入したいと連絡をもらう事もあったようですが、
ただ、原料を集めてるだけのメーカーさんや、心無い言葉や愛情かけて育てたヘチマを
タダ同然だと思って買付けにくるメーカーさんが多かったそうです
「とても悔しい」と話されていました
だからこそ奇跡ですよね、本当に。。。

何か良い化粧品を探しているという方を良くお見受けしますが、
その「良いもの」とは何でしょうか?
「美肌になりたい」「綺麗になりたい」という願望を持つ事や努力も大切だと思いますが、
たまに作り手の思いに寄り添い、その素材が育つまでの経緯などに思いを馳せる時間を持つというのも
オススメしたいなと思います
今は、簡単にSNSやお問合せメールで企業さんと繋がれる時代なので
ご自身のお使いの化粧品は、どんな思いで作られた素材を配合しているのかを
聞いてみるのも楽しいかもしれませんね♪

「マナイさんなら、私の育てるヘチマを大事にしてくれると思う」

そう言ってくれた農家さんに、育ててくれた恩返しをマナイ流のコンセプトで
着々と試作を重ねています

シンプルな素材だからこそ難しい!だから楽しい!

皆さまに「良いもの」をお見せできる日を楽しみにしながら
今日もうなされたいと思います(笑)